「冬の学習 そり遊び」で使いました。実際には丸い筒はたいして回りません。ということで床や平地でスピードが出て速く滑るということはありません。人工芝や段ボールよりは滑るという程度です。「滑る道具を自分たちで組み立てる」ことが魅力になるところです。1本では短すぎて面白くありませんでした。2本あれば何とか満足できたかな。3本つないで傾斜をつけた時には、スリルも味わえました。(怪我人が出なくてよかったです。)
知的障害の三好養護学校の時に作ったものです。「画面上に出た数だけ本数を取って組み立てる」という使い方をしました。みんなの写真の中から自分の写真をクリックすると、その子どもが理解出来そうな数*¹や数式*²が出るようにプログラムを組んだルーレットのコンテンツを作りました。子どもたちは、たくさん持ってきて早く組み立てて遊びたいのですが、大きな数が出る確率は低くしてありますので、画面を見て喜んだり残念がったりでした。
肢体不自由の瀬戸特別支援学校では、絵本で紹介したような取り組み方をしました。座位移動の子が3人、立位歩行の子が1人、3人は2年生、立位の子は1年生です。よくしゃべる子もいますが、押し黙る傾向の子もいます。早く作って遊びたいのですが、自分はどうしたらいいのか?友達に何を頼めばいいのか?そんなことを考えてもらう授業にしました。出来上がると、どの子も汗が出るほどそりに乗った友達の背中を押してました。
*¹:「3までの数」とか「10までの数」とか
*²:「繰り上がりのない一桁の足し算までの式」とか「3の段のかけ算までの式」とか
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