障がい児のための教材・おもちゃ
ホーム 教材おもちゃー1 教材おもちゃー2教材おもちゃー3自己紹介
(生活単元学習・自立活動)
            手作り自作教材ープロペラ回し機   
            
                                                 
         
 子どもたちは、「こんなこと できないかな」「できたら うれしいな」と思っているはず。
小さな動き(わずかな力)を大きな動き(大きな力)に変えることができれば、コマも回せるし、ビー玉も落とせる。
 プロペラも飛ばせると考えました。
実際にこのおもちゃの紐を引いてみると、そんなに大きな力で引いている気にはなりません。簡単にひょいと引いている感覚になるのですが・・。
紐に500ミリリットルのペットボトルを結び付けて落としてみると、プロペラは回りましたが飛び上がりませんでした。1リットルのボトルでは、プロペラの回転は速くなりましたが飛び上がりませんでした。
 もっと回転が速くなれば飛ぶのでは・・。2リットルボトルにしたら飛びました。天井まで。2Kgといえば結構な重量です。
このおもちゃ、屋外で飛ばせば2階の屋根より高く飛び上がることもあります。今まで気にしたことはなかったのですが、相当な力で引いていたということが分かりました。
 
 「2Kgの重さをどのようにして支えるか?」「その支えをどのようにして取り外すか?」が問題となりました。
タコ糸をより丈夫な紐に変えたり、支えにした棒を太くしたり、ひもの長さと床までの距離を考えたりしましたが、すべて「ベイブレード風コマを回そう」の発想で対応しました。
「ベイブレイド風」は500ミリボトル(500g)でしたので、重りにしたルアーの重さは40gでした。今回のプロペラでは、2Kgが乗っている支えを引き抜くのに40gのルアーでは成功しないことがほとんどでした。40gを2本使って80gにしました。不安定に置きさえすれば、少し動けば落ちることにかけました。
 

      

 写真 左
らせん状の心棒を下に垂直に引き抜く。このプロペラは2リットルのボトルを落として引いても飛び上がりませんでした。

 写真 中 
引き金部分(トリガー)をスムースに引く工夫が難しく、プロペラが外れかかった状態で止まってしまうことがほとんどでした。

 写真 右
今回紹介のもの。2リットルのボトルを落として引けば、天井まで飛んでくれました。



ホーム 教材おもちゃー1 教材おもちゃー2教材おもちゃー3自己紹介   ページトップ

Copyright ©2022kyouzaiomotya ALL Right Reserved.