障がい児のための教材・おもちゃ
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(国語・自立活動)
          自作手作り教材ー声の出る大型文字盤
          
                          
  
  文字盤ー市販品2種

 国語の授業でひらがなに関心をもたせ、学習を進めるための教材として「アンパンマンのおしゃべりあいうえお教室」とか「こえでおぼえるあいうえおのほん」を使ったことがありました。しかし個別指導が中心になり「友達はどのようにしているのか」が分かりません。黒板に貼れるような大きな文字盤があれば、友達がどのあたりのどのボタンを押すのか分かるし、声が出てしゃべってくれれば耳で聞いて確かめることができます。
 「壁に貼れる声が出る大きな文字盤」が作れないものか。その昔の世界地図のようにクルクルッと巻いて円筒形のケースにしまえるようなものをイメージして豊田工業高等専門学校の学生さんにも手伝ってもらいました。
 素人の技術や知識ではボタンのスイッチ部を布や紙状の薄さにするのは無理で、巻いて円筒ケースにしまえるものはできませんでした。子どもたちに前に出て押してもらえるように裏側に磁石をつけ黒板に貼れるようにしました。自閉の強い子どもでも友達がどのボタンを押すのか気にかかるようで、友達の活動の様子をよく見るようになりました。肢体不自由でひらがなを覚える学習をしていた子どもは、友達の活動を見ることが、自分の考え方を振り返ったりまとめなおしたりする機会となり、さらなる理解力の向上につながったようです。

                         市販品と大きさ比較写真
                      ボタン部分の面積比で4倍強の大きさです。
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