障がい児のための教材・おもちゃ

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(生活単元学習・算数・図工・自立活動)
      手作り自作教材ー作って乗って遊べる車ー〇と△と□でできた車
           
              

 授業は毎回絵本を読み、今日は何をするのか確認し思い出すところから始めました。当時の媒体は絵本(紙)ですが、2020年代であればタブレットになるのでしょうか。今後さらにいろいろな物に変化するでしょう。絵本である必要はありません。

 「〇と□の車」は方向を変えるために、両足で踏ん張りお尻を浮かせて、行きたい方向に箱を持ち上げて向きを変えました。
 この年、新規に担当することになった児童は左体側に麻痺があり、座位は取れるが狭い座面では安定度に不安がある児童でした。
①両手で掴まる場所を作り、座位姿勢の安定性を高める。
②向きを変えるのに、中腰姿勢を取らなくてもよい工夫をする。
 結果、できあがったのが「〇△□の車」でした。
背中をもたせかけられるよう背もたれを高くし、ハンドル部を設けて両手で持てるようにしました。また胴体部に可動域を設けることで箱を持ち上げなくても向きを変えられるようにしました。
形の認識の上では「〇と□」に「△」が加わりました。

「〇□の車」は、箱を持ち上げて向きを変えなければ、どこまでも直線的に動きます。後ろから勢いをつけて押してもらって、スピード感を楽しむ児童は多かったです。
「〇△□の車」は胴体部に可動域を設けたことで、スピードを出すと左右にぶれてしまいます。後ろから押してもらってスピード感を味わうという楽しみ方は避けたほうが良いです。
材料や部品は、弁別して片づけました。


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