障がい児のための教材・おもちゃ
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(生活単元学習・自立活動)
        手作り自作教材ーダンボール製押しボタン式コマ回し機
        
        
  電動工具を使って、ベニヤ板、角材で作ってきたのですが、工具のない人、使った経験のない人が多いことを考えると、違う方法がないものか考えました。
 
 ダンボールであればカッターナイフで工作できる‼
 特に留意したのは以下の2点
 ①強度を保つ・・・・・・・板の波目を縦横に交互に置き、3枚以上重ねた。(接着剤を使うので2枚でもいけるかも・・)
 ②叩き棒の重さを確保する・空洞部分を作り、釘などの重いものを詰めダンボールでふたをした。(乾電池などを載せるでも可)

 重りには魚釣りのルアーを使っていますが、木片に釘を打ったものや木の枝を輪切りにしたものなどもよいでしょう。
 
 障害の重い肢体不自由の子供たちの「わずかに動かせる手や足の動きを、大きな動き大きな力に変えられないだろうか」との思いから、発射装置のボタンを指で押すのではなく、叩き棒を振り下ろすことでボタンを押すように考えました。また、叩き棒を振り下ろすために、直接叩き棒を糸で引くのではなく、かませた突っ張り棒を引き抜く方法に変えました。不安定に置いた重りが落ちてくれれば叩き棒が振り下ろされコマが回るというものです。


   
 コマには「回るだけ」「回って光る」「回って光って音も出る」「回って光って音が出てジャンプする」などいろいろな種類があり、形も違います。値段も高いものから安いものまで。
 ここで紹介した物は、送料込みで1つ100円から500円程度の物です。高価なものにはなかなか手が出せません。宣伝文句と違って期待外れという物もあります。安価で手ごろな玩具はほとんどが「Made in Japan」ではなくなってしまいました。「3回使ったら壊れるのがあたりまえ」と思って遊ばなければならないものが増えてきています。今回紹介した物の中にも、発射装置(シューター)のコマを留めるツメの部分の摩耗が早くて使えなくなるものがほとんどでした。授業で使うためには、ある程度の個数を確保する必要があります。

*2023年 3月  
 こんなことには早く気付くべきでした。         
 いろいろなシューターに対応するアタッチメントは「素人には無理」ということです。
 発射装置(シューター)は、人差し指、中指で固定され、さらに親指で下に押されることで、より固定されるのです。
 一種類ごとのコマの発射装置(シューター)に対して固定手段を変えないと、コマは回らないし、装置は破損するという結果を 招くということです。

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